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介護現場の若者たち
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新しい歳がはじまります。 日本は、少子高齢化という今まで経験したことのない世界に入ります。 かっての高度成長期のように、おおくの若い働き手が少数の老人を支えるのではなく、少数の働き手が、おおくの老人を背中に負わねばならない時代になるのです。
高度成長期は、だれでも職に就けました。そんなに努力をしなくても、日本の経済成長とともに、労働者の収入もあがり、日々に豊かになる感じを実感できました。ローンで家も持てました。車も買えました。だが、今は、逆ですね。若者は、もう未来の希望をもっていない印象です。将来を悲観する若者がずいぶんと増えているようです。
今の高齢者は、じつはもっとも良い時代を生きたのかも知れません。日本の発展と自分の人生が重なる時代を生きたからです。そして、じつは自分の親の介護を何年もした人は非常に少ないのです。親の介護はしていないのに、自分の介護を子供に要求する人も、ずいぶんと居るのではないでしょうか。さらに、自分たちの世代は、介護保険制度により介護が受けられるのです。医療の充実により、長生きもできるようになりました。年金制度もあります。
しかし、今の若い人は、高齢者にたいする負担だけあり、自分たちが高齢になる数十年後、その年金と介護制度は、はたして保証されるのでしょうか。残っているのでしょうか。若者は、もう自分に年金が入ることを信じていない印象です。
来年に介護保険制度の改定があります。国家財源の問題から、より厳しくなると誰もが予想しています。年金制度も、じつは破綻寸前だとの噂もあります。高齢者にはよいが、若者には住みにくい、生きにくい時代が来そうです。政府は大借金まみれであり、産業の競争力は減退しつつあそうです。
わたしどものホーム、介護現場では、たくさんの若者が働いています。介護現場で働く若者は、ひとつの特性をもっています。仕事ですから、給与は当然ですが、しかし、それ以上の報酬として、働く喜び、それも人の為に働く喜びを感じているのです。給与待遇だけみれば、なかなかニコニコ顔にはなれませんが、それ以上に、人のためになる仕事をしているという喜び・精神的な報酬で頑張っているのです。
しかし、企業レベルでは出来ることと、出来ないことの限界があります。とくに介護保険制度の厳しい枠組みがあり、それを逸脱することは許されないという仕事の形になりますので、さらに限界が生じます。 来年の介護保険制度の改定が、介護現場で働く若者にとって、より優しいものであることを願うだけです。
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